Dr.輸入車ドットコム Dr.輸入車ドットコム

インフォメーション

整備

ロールバーを装着したままだと車検に通らない?基準について解説!

投稿日:2022/11/05

メインの画像

ロールバーとは、競技車両に多く装着される乗員の保護を目的としたパーツです。ボディ剛性の向上にも効果があるため、一般車両に取り付ける方も少なくありません。しかし、装着したままで車検に通るのか気になってしまうところですよね。

この記事では、ロールバーをつけたまま車検に出しても問題がないのかという点について解説します。ロールバー装着時の注意点について、車検に通るのかどうかの観点から解説します。

ロールバーとは

ロールバーとは、事故発生時に乗員を守るためのパーツです。クルマが横転した際に屋根やピラーが潰れないように保護する役割を担っています。競技車両に装着されるのが一般的ですが、一般車両にも取り付け可能です。

ロールバーは「ロールケージ」と呼ばれる場合もあります。正確に言うと、ロールバーは一本一本のパイプを指し、ロールケージはそれで構成された集合体を表します。ロールバーを車内に四方を囲むよう取り付けて、籠(ケージ)にした状態がロールケージです。しかし、性能や役割に違いがあるわけではないので、同義の言葉として広く認識されているようです。

ロールバーを取り付けるメリット

先述の通り、ドライバーを含めた乗車している方の安全を確保できるという大きな役割を担っています。そのほか、クルマのボディ剛性を高められるという点もロールバー装着の大きなメリットでしょう。ねじれが抑制され、ボディ剛性が上がります。また、モータースポーツらしい見た目になるという理由からロールバーを装着する方も多いようです。

ロールバーを付けて公道を走る際の注意点

ロールバーを付けて公道を走る時の注意点は、次の2つです。

・ロールバーにパッドを巻く

・ロールバーでドライバーの視界を妨げないように設置する

ロールバーの材質はスチールやアルミニウムなどの金属です。パッドを巻かずに金属がむき出しになってしまうと、乗員が怪我をする恐れがあります。事故発生時の被害を抑えるためのパーツにも関わらず、かえって危険性が高まってしまうのです。緩衝用のパッドは必ずつけておきましょう。パッドを取り付けていないと車検にも通りません。

あわせて、ドライバーの視界の妨げにならないように気をつけましょう。運転席から前方の一定範囲における視界を妨げる遮断物の設置は法律で禁止されています。

「自動車の運転に必要な視野を確保するため、Aピラー(フロントガラス横にある部分)や左右180°及び上下方向の視野範囲に妨げるものの設置を禁止する

安全面に充分配慮したうえで装着しましょう。

参照:引用:国土交通省|運転者席(細目告示第 27 条、第 105 条、第 183 条関係)

ロールバーを付けていても車検に通る?

ロールバーを装着していても車検には通ります。ただし、先述の通りロールバーにパッドを巻いていることが条件です。これは道路運送車両の保安基準18条にも以下のように定められています。

「自動車の前面が衝突等による衝撃を受けた場合において、運転者席及びこれと並列の座席のうち自動車の側面に隣接するものの乗車人員に過度の傷害を与えるおそれの少ないもの」

パッドはすべてのバーに取り付けなければなりません。点数に応じて必要なパッドの長さが異なるので注意しましょう。

ロールケージの点数に応じたパッドの長さ

フロント4点式 8メートル

4点式 約5〜6メートル

5点式 約6〜7メートル

6点式 約10〜11メートル

7点式 約11〜12メートル

8点式 約12〜13メートル

また、後部座席を取り外してロールバーを設置している場合は乗車定員数が2名に変わります。そのため、構造変更の申請(乗員数変更)が必要です。もともと乗車定員数が2名なら変更する必要はありません。

引用:国土交通省|道路運送車両の保安基準【2020.12.25】 第18条(車枠及び車体)

【まとめ】車検前にロールバーの状態を確認しよう

ロールバーは、乗車している方の安全を確保するためのパーツです。走りを楽しみたい方はもちろん、安心してドライブしたい方の心強い味方となるでしょう。装着していても、保安基準を正しく守っていれば車検を通せます。しかしながら、取付方法や保安基準を満たさなかった場合は車検に通らないので、取り付けの際にはぜひ整備工場などのプロに相談しましょう。


信頼できる輸入車整備工場の検索サイト「Dr.輸入車ドットコム」

https://www.drimportcar.com

[Dr.輸入車ドットコム編集部]

車検・点検修理の依頼はこちら

おすすめ記事