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No.66 BMW E39でよくある故障や車検に影響する故障を解説!

投稿日:2023/11/10

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BMW E39は1996年から2003年まで製造・販売されていた5シリーズの4代目にあたるモデルです。美しいボディラインと優れた走行性能が魅力で、中古車市場でも高い人気があります。

しかし、最終モデルが発売されてからもう20年が経過しました。そろそろ各所で故障がみられる時期に差し掛かっています。

そこで今回はE39によくある故障や車検に影響を及ぼす故障について解説します。

BMW E39 によくある故障、車検に影響する故障


一般的に、10年ほど経つと車は故障しやすくなるといわれています。E39は販売終了から20年経過しているモデルです。さまざまな箇所に故障がみられる時期ですが、特に発生しやすいのは以下の4つです。

オイル漏れ
クーラント漏れ
ABSユニットのトラブル
エアバッグのトラブル

これらの故障を放置すると車検に通らないばかりか、状態によっては重大な事故に発展する可能性もあります。次からそれぞれ詳しく解説するため、症状や原因を把握しておきましょう。

BMW E39によくある故障・エンジンオイル漏れ


E39でよくある故障の1つとして挙げられるのがエンジンオイル漏れです。主な発生原因は、シールもしくはホースの劣化です。

エンジンの部品の継ぎ目には、隙間を埋めるためのシールが詰め込まれています。このシールはゴムでできており、時間の経過やエンジンの熱によって劣化してしまいます。脆くなったシールの亀裂から、エンジンオイルが漏れてしまうのです。

エンジンオイルは、ホースの中を通っている場合もあります。シールと同様に時間や熱の影響で劣化してしまう部品です。硬化して痩せ細り、締め付けるための接続部のパーツが緩くなってしまったり、走行中の振動によって破損してしまうことでエンジンオイルが漏れてしまいます。

エンジンオイルが地面に軽くにじむ程度だと「まだ大丈夫だろう」とそのままにする方も多いかと思いますが、放っておくとどんどんダメージは広がってしまいます。エンジンへの重大な故障や、最悪の場合には車輌火災にもつながりかねないため、エンジンオイル漏れを見つけたらなるべく早く整備工場に問い合わせましょう。

BMW E39によくある故障・クーラント漏れ


クーラント漏れもE39でよくある故障の1つです。ラジエターやウォーターポンプの破損、ホース類の劣化などによって発生します。

ラジエターはアルミや真鍮でできていて壊れやすく、小石が当たった程度の衝撃でも破損してしまう部品です。また、ウォーターポンプとホース類に関しては、本体や取り付け部がゴムでできており、劣化するとひび割れてしまいます。いずれの場合も、傷や裂け目、穴ができやすくなり、クーラント漏れが起こってしまいます。

2000年代後半以降に製造されたBMWの車輌では、強度の高い樹脂やゴムパーツが採用されているためクーラント漏れは起きにくいでしょう。しかし、E39はそれ以前のモデルのため、先述の箇所がどうしてもウィークポイントになってしまいます

クーラント漏れをそのままにしておくと、エンジンを冷却できなくなり、オーバーヒートに発展するケースもあります。漏れに気づいた場合はなるべく早く整備工場に点検・修理を依頼しましょう。

BMW E39によくある故障・ABSのトラブル


ABS(アンチブロックブレーキシステム)は、急ブレーキをかけたときや滑りやすい道を走ったときにタイヤにロックがかかるのを防ぐシステムです。タイヤの回転が止まって操作不能になるのを防止するため、安全走行に欠かせません。

E39では、ABSのトラブルが頻発しています。ABSが故障すると、ブレーキからキーキーと異音が発生したり、停車前にブレーキペダルが振動することがあります。また、ABS警告灯にも注意しなければなりません。急ブレーキしたときやエンジンをかけたときの一時的な点灯は問題ありませんが、作動しない場面で点灯した場合にはABSが故障している可能性が考えられます。

先述の通り、ABSはタイヤにロックがかかって操作できなくなる状況を防ぐためのシステムです。万が一壊れてしまうと、車を思うように運転できず重大な事故を起こしてしまうかもしれません。異常を感じたら、早めに整備工場に点検や部品交換を依頼しましょう。

BMW E39によくある故障・エアバッグのトラブル


エアバッグのトラブルもE39でよく確認されます。具体的な事例はさまざまありますが、最も危険といわれているのはエアバッグECU(制御装置)の故障です。ECUはエアバッグの心臓部で、もし壊れてしまうとエアバッグが正しく作動しません。エアバックにトラブルが生じた際には、エアバッグ警告灯が点灯するため、ランプを確認した場合にはすみやかに整備工場に点検や交換を依頼しましょう。

また、E39の一部モデルでは、エアバッグ不具合によるリコールが出されています。具体的な内容としては、運転席側のエアバッグのインフレータ(エアバックを膨らませるためのガス発生器)が破損して飛散する可能性があるというものです。リコール届出一覧表(2016年・2017年)でご自身の車種が該当していないか確認しておきましょう。

BMW E39の車検整備にお困りの方はDr.輸入車へ


BMW E39でよくある故障について解説しました。

今回紹介した故障はいずれも車検に影響するだけではなく、深刻なダメージや事故に繋がりかねないトラブルばかりです。少しでも異常を感じたら整備工場に相談しましょう。

しかし、BMWをはじめとした輸入車は、国産車よりも取扱いが難しく工場によっては受け付けしてもらえない場合があります。輸入車の車検や点検でお困りの際には、Dr.輸入車の加盟店にご依頼ください。



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[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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