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F01の故障事例とは?車検への影響も解説

投稿日:2023/10/20

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BMW F01は、BMW 7シリーズの5代目で2009年に登場しました。ラグジュアリーで人気のあるセダンですが、10年以上前に登場したモデルのため、故障やトラブルに不安を感じている方も多いのではないのでしょうか。この記事では、BMW F01のよくある故障事例を紹介します。BMW F01を車検に出す前に、修理すべきポイントを押さえておきましょう。


BMW F01によくある故障、車検に影響する故障

BMW F01では、エンジンオイル漏れやオルタネーターの発電不良などのトラブルがよく起こります。これらの故障は車検に通らないだけでなく、放置しておくと車輌への深刻なダメージに発展してしまう可能性があります。最悪の場合重大な事故につながる恐れもあり、非常に危険です。


事前によくあるトラブルについて知っておけば、早めの対策が可能です。次からは、前述の事象をはじめとしたBMW F01でみられる故障事例やトラブルについて詳しく解説します。


BMW F01によくある故障・エンジンオイル漏れ

F01では、オイル漏れがよく起こります。BMWの車輌において、ヘッドカバーからオイル漏れは定番の故障事例です。ヘッドカバーは樹脂でできているため、経年劣化で亀裂が入ってしまいます。この亀裂からエンジンオイル漏れが発生してしまいます。


そのほか、パーツの接合部であるガスケット(パッキン)の劣化も原因の1つです。カーボンスラッジと呼ばれる燃料の燃えカスの堆積により発生します。オイルが古くなるとカーボンスラッジが溜まりやすくなるため、定期的にオイル交換を行いましょう。


エンジンオイルをはじめとした液体類が漏れていると車検に通らないため、事前に点検しておかなければなりません。


BMW F01によくあるトラブル・雨漏り

F01では、頻度は少ないものの雨漏りのトラブルも発生しています。ステアリングシャフトのメクラ蓋部分が劣化していたり、ドア内張の内部が剝がれていると、室内に水が侵入してしまいます。エンジンルーム内にたまった埃が排水口をふさいでいると、逃げ場を失った水が、メクラ蓋部分の隙間から室内へ浸入する場合があります。また、内張りのシーリングが劣化して剥がれてしまった際にも、水が室内へ入ってしまうかもしれません。


特に、F01の右ハンドルの車種で起こりやすいです。理由としては、右ハンドル化する際に左ハンドルのステアリングシャフトで貫通していた部分を塞ぐ必要があり、その穴に取り付けるメクラ蓋部分が劣化してしまうからです。

雨漏りや水漏れを放置するとサビが発生し、万が一フレームに穴が開いてしまうと車検に通りません。床下の電気配線類の劣化など重度な故障にまで発展する可能性もあるため、水漏れがあった場合には、放置せずに速やかに修理を依頼しましょう。


BMW F01によくある故障・オルタネーターの発電不良

オルタネーターの発電不良も、F01でよく起こる故障です。オルタネーターは、バッテリーに電気を送る発電機で、故障してしまうとバッテリーの充電ができなくなってしまいます。充電できないとバッテリーが上がってしまうため、エンジンがかからなくなるかもしれません。


オルタネーターの寿命は走行距離10万kmほどだといわれています。年式が古い中古車であるほど、長い距離を走行するほど、どんどん故障に近づいてしまいます。しかし、故障すると車検に通らないどころか、そもそも運転できなくなるかもしれません。安全な走行のためにも、オルタネーターの発電不良を確認したら速やかに点検や修理を依頼しましょう。


BMW F01の車検整備にお困りの方はDr輸入車へ。

BMW F01でよくある故障について解説しました。


今回紹介した事例のほとんどが車検に影響するほか、そのままにしておくと重大なトラブルや事故に発展しかねません。経年劣化が避けられない部分もあるため、安心して乗り続けるためには定期的な点検をおすすめします。


また、輸入車は整備が難しく、工場によっては受け付けてもらえない場合もあります。車検にあわせて愛車の点検や故障による修理をしてほしいという方は、ぜひDr.輸入車の加盟店にご依頼ください。





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[Dr.輸入車ドットコム編集部]


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