インフォメーション

整備

取りはずしが面倒なんだけど車検時のチャイルドシートはどうすれば良いの?にプロが解答します!

投稿日:2019/06/12

メインの画像

チャイルドシートを車内に載せている皆さんは、車検の時どうしていらっしゃいますか?ちゃんと外すものか、それともそのまま出すものか迷われたことはありませんか? 邪魔かもしれないし、でも、装着義務があるから車検時にもつけたままで車検を出さなきゃいけないかもしれない?と悩まれた経験ありませんか?

今回は、チャイルドシートを車検時にどうするべきかご紹介いたしましょう。

車検時はチャイルドシートを外すべきか

チャイルドシートは、2000年に『道路交通法』が改正された結果、現在6歳未満の子どもを乗車させる際に装着することが義務化されています。車検に出す時、「外すべきなのでは?」と考えられるかと思いますが、一般的には車検時にチャイルドシートがついているかどうかは項目に含まれていないので、そのまま装着して車検を出しても問題ありません。 ただし、代車を借りた場合や車検に出した車以外で、6歳未満の子どもを乗せて移動することがある場合は使わなくてはいけないので、予め降ろしておいた方がいいと思います。

チャイルドシートの着用義務がある対象者は、6歳未満の乳幼児かつ、140cm未満の子どもは6歳以上であっても着用義務があります。基本的にシートベルトが140cm以上の体型に合わせた作りになっているので、140cm未満のサイズであれば安全が確保できないということからチャイルドシートの着用義務が決定されました。 チャイルドシートを着用していないと、罰金ではなく違反点数が1点ということになります。 「違反点数があるから着用しよう」ではなく「子どもの為に着用しよう」という気持ちが大切ですね。

チャイルドシートは専用のコネクターを介してはめ込む事ができるので、子どもの安全を守るだけではなく、簡単に装着をすることができ確実に安全を確保することができるのでとても画期的ですね。 チャイルドシートは、ドイツにあるレカロ社が最初に作ったと言われています。レカロシートのチャイルドシートは、「何とも贅沢な‥」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、安全で快適なドライブを赤ちゃん時代から楽しめるのは素晴らしいですよね。

チャイルドシートの重要性

チャイルドシートは、子どもの大きさに合わせて種類別にラインナップされています。「乳児用」「幼児用」「学童用」です。シートベルトでは、子どもサイズになっていないので交通事故に遭った際、シートベルトから抜け出して車内で身体が放り出されてしまったり、交通事故の被害が大きくなってしまったりと良い事がありません。 大人よりも身体の軽い子どもが簡単に車内で放り投げられたり、窓に打ち付けられたり、窓の外に飛び出してしまったり、と想像したくもない危険な状況が脳裏に浮かびます。そうならない為にも、しっかりとチャイルドシートは着用するようにしましょう。

車検時に貸して頂ける代車などにはチャイルドシートはついていません。なので、自車につけていたチャイルドシートを着用できる状態にしておくことがベストなので、その際には車検で車を出すタイミングでも構わないので取り外しておくようにしましょう。 頭では覚えていても実際に車検を出す際に取り外し忘れる可能性も有り得ますから、できる事なら車検に出す前のタイミングでしっかりと確認をしておくことが大切です。

2012年以降に製造された車には、ISOバーとトップテザーアンカーを装備することが義務付けられたので、よりチャイルドシートを簡単に車へ装着できる仕組みが整いました。この装備が義務化された結果、より子どもが安全に車で過ごせるようになりました。将来がある命を守るために大切なものですから、簡単に確実な方法で装着できるなら最高ですね。

チャイルドシートは、子どもの成長に応じて買い替える必要があります。赤ちゃん(新生児)を乗せる為に装着するチャイルドシートはベビーシートと呼ばれます。生まれたての赤ちゃんと6歳未満の子どもとでは身体の大きさに差が生じるのは言うまでもありません。それぞれの成長に応じて、必ず子どもを守れるシートを装着するようにしましょう。

反対に12歳くらいまで使えるようなジュニアシートというものもリリースされています。チャイルドシートよりもサイズが大きく安全に小学生を守ることができるので、6歳を過ぎてもジュニアシートを使用しているご家庭は少なくありません。

チャイルドシートの不使用により起こった事故での致死率は、チャイルドシートを着用した場合と比べると16倍もの差があります。 「子どもは小さいから、大人の膝に乗せて抱き締めておけば安全だろう」と考える人も少なくないかもしれませんが、それだけではいざという時に子どもを守り切れません。一般的な速度の40km/hから事故などで急ブレーキをかけた場合でも、チャイルドシートに乗せていないと子どもが放り出されてしまいますので大変危険です。

チャイルドシートは車検の検査対象になっているか

先ほども述べた通り、チャイルドシートは車検の検査対象には含まれていないので、車検時に外す必要はありません。 車検の検査対象というのは、一般的に「外観」「車の性能上」の観点から行われる検査が一般的です。なので、チャイルドシートは車の性能上のものでもなく、外観的な要素のものではないので検査対象外です。(具体的に、車検で見る項目は、①外観、性能面:①排気ガス②スピードメーター③ブレーキ④ヘッドライトです。)

車検に出す時にチャイルドシートは外したほうがいい?

車検を出す際に、チャイルドシートを外す必要はありませんが、仮に車検出している間に代車を使ったり、車検に出した車以外で移動したりする際には必要になります。 「車検の車に乗せたままなのでチャイルドシートを着用していませんでした」というのは言い訳にならないので、子どもの安全を最優先するとしたら車検時に外しておくことがベストと言えるでしょう。 当然、車検中にどこも車で出かけないのであれば必要はないのでチャイルドシートを外さずに車検に出しておくことも可能です。車検の間だけは、近所の公園でお散歩したり、バスや電車などの公共交通機関を使ったりするというのもいい方法ですね。

「車検時にチャイルドシートが邪魔になることがあるかもしれない」と考えるかもしれません。 車検の時には、チャイルドシートが邪魔になるタイミングはほとんどありません。何故なら外観と性能を見ることが主な確認項目となり、車内に関してチェックをすることはメーター類やパワーウィンドウの確認があり、シートベルトの作動確認が必要となりますが、チャイルドシートが装着されていても点検に大きな問題はありません。チャイルドシートを外すことがあるとすれば、サービスで車内清掃をした際に一度退かす必要が出てくるかもしれませんが、基本的には邪魔にはなりませんからご安心ください。

まとめ

「チャイルドシートを車検時にどうしたらいいのか」漠然と考えていた方もいらっしゃることと思いますが、車検項目に含まれていないのでチャイルドシートを外しちゃいけないということではないことが分かりました。 また、チャイルドシートを着用する義務があるからという理由だけではなく、チャイルドシートは子どもの安全を守る大切なアイテムであることもご理解頂けたと思います。車検時に、他車で移動する際には必須なので取り外して使うようにしましょう。

【Dr.輸入車ドットコム編集部】