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アウディA4 B8は故障しやすい?よくある故障事例を解説!

投稿日:2023/07/10

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アウディA4 B8は、人気の高いA4シリーズの4代目で2008年に登場したモデルです。愛好家からはB8の呼び名で親しまれるモデルで、アウディらしいデザインや走行性能を楽しめます。一方で、度重なる故障に悩まされている方も多いのではないでしょうか。A4 B8は整備や点検を定期的に行うことで、故障を未然に防げる可能性が高いです。

この記事では、A4 B8で起こりやすい故障について解説します。

なぜアウディA4 B8は故障しやすいと言われるのか?

もともとアウディは、国産車よりも故障件数が多いメーカーです。大きな理由の一つとして、ドイツの環境にあわせて車が製造されており、日本の気候にあっていない点が挙げられます。ドイツは夏でも湿度が低く、日本の高温多湿な環境に耐えうる設計になっていません。

また、国産車にみられない先進技術をふんだんに取り入れている点も故障しやすいといわれる原因です。まだまだ不確定要素の多い最新設備を多く搭載しており、開発段階ではわからなかった初期不良や故障リスクが後々発覚するケースが多いといわれています。時代の最先端を走る車であるがゆえのウィークポイントです。

A4 B8によくあるクーラント漏れ箇所と点検箇所

B8のよくある故障として挙げられるのがクーラント漏れです。ウォーターポンプの破損によって発生します。

ウォーターポンプとサーモスタットハウジングが一体となっており、熱によって劣化しやすい傾向にあります。

点検するときは、サーモスタットハウジングをメインで見るようにしましょう。純正品はプラスチックでできており、熱が伝わりやすいためにしばしば破損してしまいます。最近では耐久性に優れたオールアルミニウム製の対策品も発売されており、交換するとクーラント漏れを防止できるでしょう。

A4 B8によくあるオイル漏れ箇所と点検箇所

エンジンオイルの漏れや滲みも起こりやすい症状の一つです。エンジン周囲を点検しましょう。具体的には、エンジンの蓋であるタペットカバーのパッキンやブローバイケース・ホース、オイルフィルターのハウジングガスケットの4ヶ所でオイル漏れが発生しやすく、定期的な点検が重要です。

A4 B8のミッションに違和感があったら?

ミッションが故障すると、走行中にガクガクとした衝撃を感じたり、クリープ現象がないなどの症状が発生します。警告灯の点灯によって気がつく場合もあるでしょう。

特に不具合が多いのは、7速のATミッションであるDSG。ツインクラッチシステムを採用している先進的なミッションですが、登場して間もない時期のものであるために故障が多いといわれています。ミッションに負担をかけない運転を心がけ、不具合がみられる場合は早めに整備工場へ点検・修理を依頼しましょう。

A4 B8のエアコンが効かない、壊れた気がする

エアコンの不具合も数多く発生しています。温度センサーやエアコンコンプレッサーが故障すると、エアコンが効かず快適な走行ができません。

例えば、エンジンの冷却水による熱を利用したヒーターが機能せず、冷たい風ばかりが流れたり、冷媒圧力センサーの故障で冷房が効かないケースがあります。ドライバーや同乗者の体調にも関わる問題なため、早めに修理や点検を依頼しましょう。




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[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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