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輸入車の車検はやっぱり高い!? その理由と整備工場の違いを教えます!

投稿日:2021/07/29

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輸入車の車検は国産車と比べてお金や時間がかかってしまうのでしょうか。一般的にかかる車検の費用についても紹介しながら、国産車の車検と何が違うか紹介します。輸入車の車検を少しでも安くできる方法はあるのでしょうか。

輸入車の車検は高い?

車検にかかる費用の概要については後ほど述べますが、基本的にかかるものとしては国産車も輸入車も同じです。車検を受ける方法は正規ディーラーや近くの整備工場でしっかりと整備してもらうやり方や、カー用品店やガソリンスタンドなどで安く抑える方法、自分で陸運局へ行き税金や手数料だけで車検を通すユーザー車検などがあります。どれもメリットデメリットがありますが、車検を受ける方法によって車検代が変わってくるのは輸入車も国産車も同じです。

車検にかかる費用の概要

先ずは車検にかかる費用についてお話します。車検では自賠責保険、重量税、検査登録印紙などの費用にプラスして、整備工場などにお願いした場合は点検整備費用がかかります。その合算が支払う車検代となります。自賠責保険、重量税、検査登録印紙は輸入車だからといって高くなることはなく、車の区分や重さで変わるため、輸入車も国産車も同じです。やはり違いが出るのは点検整備費用で、車検総額でみると、やはり輸入車の方が高額になってしまいます。それはなぜなのでしょうか?それには具体的な理由があります。

輸入車の車検代が高くなる理由とは

高くなる理由には様々な要因がありますが、大きな点として2つあります。それは「部品代」と「予防整備」です。それぞれのポイントを解説していきます!

理由その1 部品代

輸入車は国産車に比べて定期的に交換が必要な部品が多いため、「部品代」が車検総額に大きな影響があります。そしてひとつずつの部品が高額になることも多く、それが輸入車の車検が高いということに繋がっています。この部品ですが、車検を受ける整備工場によって使用する部品が違い、その差が車検代にも出てくることをご存じでしょうか。

ブレーキパッドやバッテリー、フューエルポンプといった交換部品には、自動車メーカーが販売している「純正部品」と部品メーカーが独自に製造販売している「社外部品」があります。純正部品はメーカーが販売していることや新車から使用している部品と同じということで、信頼性が高いことが大きなメリットですが、部品代が高額になることがデメリットになります。正規ディーラーでは整備保証の規約もあるため、純正部品を使用して整備するため部品代が高額になる傾向があります。

社外部品は部品メーカーが独自に製造販売していますが、この部品メーカーの中には純正部品も製造しているメーカーもあり、社外部品といっても品質が悪いというわけではありません。例えると社外部品は薬のジェネリック薬品のようなものになり、同じ機能をもった部品が安価で手に入れることがメリットです。社外部品の中には、ネットで海外製の粗悪な部品も販売されているのも事実です。交換後に部品がすぐ壊れた、交換した部品のせいで他の部分まで壊れてしまった、そもそも形状が違って取り付けできないなどのトラブルが多発しています。ディーラー以外の整備工場では輸入車ユーザーの負担を軽減するために社外部品を積極的に使用している工場が多いことから、ディーラーよりも車検代が安くなる傾向があります。ただし先述の通り、社外部品には粗悪なものもあるので、部品の見極めができる整備工場で車検をお願いすることが大事になります。

理由その2 予防整備

国産車は非常に品質が高く壊れることが少ないため、国産車ユーザーは壊れた時に直すといった考えの方が多いのではないでしょうか。輸入車は先ほどの部品代の解説でも触れましたが、定期的に交換が必要な作業が多くあります。これは壊れたら直すという考えではなく、壊れないようにコンディションを維持するため定期的に部品交換するという考えで車が作られているからです。これが輸入車と国産車の大きな違いで、この違いが車検代にも表れます。そして輸入車は日本と大きく違う使用環境や道路事情で作られているため、輸入車にとっては日本の環境は非常に負担が大きく予防整備も重要になります。車検ではメーカー推奨の期間や走行距離で予防整備として部品交換したり点検を行うため、国産車よりも金額が高くなるのです。

どこに車検を出せばいい?

輸入車の車検は部品代や予防整備が必要という理由で高額になる可能性があります。それではどこに車検を出せばいいのでしょうか?正規ディーラーなら車の状態をしっかり見てくれることや信頼がおけること、特定の車両に精通している点なども含めて安心して任せられます。しかし正規ディーラーでは純正部品を使用するため車検代が高くなる傾向がみられたり、車検で車を預ける期間が長くなってしまう場合もあります。

正規ディーラー以外の整備工場に車検をお願いするなら輸入車に精通している整備工場がおすすめです。見極めるポイントは「輸入車に対応した診断機(スキャンツール)を所有しているか」「輸入車整備に関する情報が入手できる環境にあるか」「高品質で安価な社外部品を使用しているか」です。この3点がしっかりとしている整備工場なら安心して輸入車を任せられ、信頼できる輸入車整備工場であると言えます。逆にこの3点がしっかり出来ていなくても輸入車の車検を行っている整備工場もあるので、どこへ車検を依頼するのかは重要な選択になります。輸入車の特性を理解せずに予防整備も無く車検を通すだけ、品質を見極めず安価だけの理由で社外部品を選択している整備工場は危険と言えます。

ユーザー車検なら車検代が安く済みますが、車検に通らなかったポイントについてはパーツの交換や修理などが必要となるため、自動車整備の知識が必要になります。先述の通り、輸入車は予防整備が大切であり、使用する部品の見極めも大事なポイントになるため、輸入車のユーザー車検はあまりおすすめできません。

輸入車の車検を少しでも安く、安心して輸入車の車検を任せるなら「Dr.輸入車加盟店」の整備工場に依頼しましょう。Dr.輸入車は日本初の輸入車整備に特化した整備工場でフランチャイズ展開を行っています。輸入車のスキャンツールを保有し、整備情報を入手できる環境を整え、高品質で安価な社外部品を取り扱っていますので、正規ディーラーよりも安く、カー用品店やガソリンスタンドよりもしっかりとした整備で車検を行ってもらえます。Dr.輸入車に加盟している整備工場であれば、輸入車整備に対して適正な判断ができるので安心して任せることができます。

まとめ

輸入車の車検と国産車の車検を比べた時、どうしても輸入車の方が車検代は高くなる傾向があります。その理由は部品代と予防整備にあり、どの整備工場に依頼するかで車検代が大きく変わります。正規ディーラーに車検を依頼すると信頼ができる分、部品代などで高額な車検になることがあります。カー用品店やガソリンスタンドなら安価に車検が出来ますが、輸入車への理解度が低いと安心した整備を行ってもらえない可能性があります。車検はしっかりと愛車を点検整備してもらえる機会でもありますので、車検代だけでなく、しっかりと整備してもらえるかという視点で整備工場を選ぶことも大切です。おすすめはDr.輸入車に加盟している整備工場へ輸入車の車検を任せることです。適正な金額でしっかりとした輸入車整備を行ってもらえますよ。

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[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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