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ワイパーが基準を満たさないと車検に通らないこともありえる?

投稿日:2020/12/17

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車検を受ける際にワイパーを気にする人は少ないのではないでしょうか?ワイパーはフロントガラスやリヤガラスの雨粒を避けて視野を確保するためには重要な部品であることから、車検の点検項目の一つにワイパーの作動状態の確認があるのです。 そこで、ワイパーが原因で車検が通らない事があるのか、車検でのワイパーの点検基準はどうなっているのか、さらに部品交換の費用などをまとめて解説します。

車検のワイパーの点検基準はどうなっているの?

ワイパーがなかったら雨が降っているときに視界が妨げられて前が見えなくなる場合があります。したがって、ワイパーは安全走行するためには非常に重要な機能・部品と言えるのです。ワイパーだけではなく、汚れを落とす際に必要となるウィンドウウォッシャー液も重要です。

ワイパーの点検基準のポイント

ワイパーと一口に言っても、フロントガラスに面しているゴム部分と、ゴムを支えるブレードに分けられます。この両方がしっかりと機能して雨粒や汚れを拭き取り、視界を確保できるかが点検の基準となります。

ワイパーが正常に動かなければ視界の確保ができません。また劣化してゴムが切れたり取れてしまっていたり、取り付け方が不十分なために拭き取れないと判断されると車検に通らない可能性があります。 また、ワイパーだけでなく視野を確保するために、フロントガラスが曇った際に曇りを取る機能が備わっていることも点検項目になります。 雨の日にワイパーが作動していても、フロントガラスが曇っていたら視界が確保できずに事故になるケースもあるので、不具合があったら車検に通らないという理由だけではなく、安全のためにすぐに整備工場で点検してもらいましょう。

ウォッシャー液にも点検基準がある

ウォッシャー液の補充をしたことがない、どこにあるのかもわからないという人もいるかもしれません。ウォッシャー液は、ガラスに付着した汚れや油分を落とすためにあるので、液がちゃんと出てくるかが点検の基準となります。スイッチを入れても作動しなかったり、ノズルが詰まっているとウォッシャー液が十分に出ないと、車検に通らないこともあります。 また、ウォッシャー液を出した時に、しっかりガラスの範囲内に噴射されているかも確認が必要です。

リヤワイパーは無くてもОK?

リヤワイパーは装着義務がないので、リヤワイパーが動かなくても、取り外してあっても車検に落ちることはありません。しかし、装着義務がなくても、リヤワイパーがついている車種はリアガラスの形状などの影響で、雨の日に後方確認をするためには必要と考えられて装着されています。したがって、安全走行のためにはリヤワイパーが装着されている車種であれば、フロントと同様に作動確認しておいた方がよいでしょう。

ワイパーの保安基準はこうなっている

車検に通るための保安基準では、ワイパー(窓拭き器)の保安基準は以下のように決められています。つまり、これらが基準を満たさないと車検に通らない可能性があるわけです。

・車のフロントガラスには自動で動くワイパーを備える事。そして左右にワイパーがある場合は同時に動かなければなりません。

・ワイパーの機能が低下していても基準が満たされません。長年使用したことでガタが来ていたり劣化の為に正常に作動していなければ適合となりません。

・ウォッシャー液を出す洗浄噴射装置は、ウォッシャー液をワイパーの作動する範囲内に噴射される事が求められます。

・フロントガラスの曇りを取り除くデフロスタは、曇りが生じたときに、迅速に視界を確保できる性能が求められます。

また、上記のようなワイパーやデフロスタでなくとも、同性能で同じ場所に設置し基準を満たせる事ができれば、他の装置でも良いとされています。

車検に通らないワイパーとは?

車検を受ける場所によってワイパーのチェックの厳しさが変わることがあります。例を挙げると、正規ディーラーに車検を依頼した場合は、車検後の安全を考慮して、ワイパーのゴムがひび割れているだけでも交換を求められることがあります。半面、ユーザー車検では検査時に正常に作動していれば交換の必要がないと判断されます。

車検に通らないワイパーの状態は

車検を受ける場所がどこであっても、不合格になる場合もあります。ワイパーが動かなかったり、ウォッシャー液が出なかったりする場合は車検をパスできません。ワイパーアームが壊れていたり、ゴムが激しく破損している場合も同じです。また、ウォッシャーノズルの向きがずれていて、ウォッシャー液がガラス面に噴射されない場合も車検に通ることが難しくなります。

車検に通らないかも知れない?ワイパーとは

ワイパーやウォッシャー液がまったく機能していない場合は車検に通らないことは説明した通りですが、一部動かないといった場合、ウォッシャー液の出方が弱い場合、ゴムが少しだけ損傷している場合など一部分が機能していない程度であれば、車検に通る可能性もあります。

ワイパーを交換するといくらかかる?

車検に通らない、このままでは安全に運転できないと思ったら、ワイパーを交換する必要があります。どこで交換するかで交換費用は異なりますが、自分で交換する場合には、カー用品店やネット通販で汎用品や車種ごとに適合したゴム部分が1,000円前後で購入できるのでもっとも安く交換できます。 ゴムが取り付けられたワイパーブレードをカー用品店で交換してもらう場合は、車種によって大きく異なりますが部品代と工賃合わせて2,500円程度。作業としては簡単なので、部品代のみで工賃をサービスしてくれる場合も有ります。正規ディーラーで交換する場合はワイパーブレードが純正品となるので割高になり、部品代も3,000円前後になる車種もあるためカー用品店などよりも高くなる傾向があります。

ワイパーはゴムだけだと安いのですが、正規ディーラーで車検を受ける場合はワイパーブレードごと交換することもあるので、その必要があるのか見積もりが出た段階でチェックしておきましょう。劣化した部品は交換したほうが安心ではありますが、機能的に問題なければワイパーゴム交換だけで問題ない場合もあります。 ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドでも店舗によって部品の費用と工賃が異なるので、交換を依頼する前に費用をチェックしておきましょう。 また、購入する時は車種によってサイズが異なるので確認することと、左右ある場合は同時に交換する事が重要です。

まとめ

ワイパーが正常に作動しないと車検に通らないことを知っていただけましたか。車検に通らない場合もあるワイパーは、それだけに安全運転にかかせない重要な部品です。 雨の日に視界を確保できない状態であると判断されると車検には通らないので、ワイパーがしっかり作動するか、ゴムの劣化などで拭き取り状態に問題が発生していないか普段から確認しておくことも大切です。ワイパーだけでなく、ウィンドウウォッシャーやデフロスターの機能も正常であるか確認しておきましょう。ワイパーの交換費用やどこまで交換するのかといった事は依頼する先で変わってきますので、事前に確認をしておくことも大切です。 ワイパーは安全に関わる箇所でもありますので、安心して乗り続けるためにも整備工場でワイパーの点検も行うことをおすすめします。

[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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