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BMW X5(F15)にみられる故障事例とは?車検への影響を解説

投稿日:2023/10/15

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BMW X5(F15)は、2000年に販売が開始されたBMWで初めてのクロスオーバーSUVです。従来のSUVとは異なる、BMWが生み出した新しいクルマとして人気がありますが、20年以上前に登場したモデルのため、故障や不具合に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。そこで、BMW X3 F15にはどのような故障事例があるのか、車検への影響も合わせて解説します。BMW X3 F15を車検へ出す前に、確認してみてください。


BMW X5F15)によくある故障、車検に影響する故障

BMW X5(F15)の主な故障事例として挙げられるのは、エンジンオイル漏れやエアサスのトラブルです。いずれも放置しておくと重大な事故につながりかねないため、事象が認められた場合は車検に通りません。


この2つの事例を含めて、次の見出しからX5でよくある故障を詳しく紹介します。


BMW X5(F15)によくある故障・エンジンオイル漏れ

X5では、エンジンオイル漏れがよく起こります。


オイル漏れしている場合、エンジンルーム内の清掃や劣化したパーツを交換しなければなりません。主な原因として挙げられるのは、オイルフィルターハウジングの接合部にあるガスケットの劣化です。ガスケットはゴム製のため、経年劣化によって硬化してしまいます。硬化すると接合部の隙間を埋められず、オイル漏れが発生してしまいます。


エンジンオイルが漏れていると、車検に通らないばかりか、エンジンの焼き付きや火災の発生など重大な故障に発展してしまいます。安全な走行のためにもためにも、定期的にパッキンやガスケットを交換を行いましょう。


BMW X5(F15)はエアサストラブルを抱えがち

X5では、エアサスのトラブルも見受けられます。そこまで頻度は高くないものの、注意しておきたいトラブルです。具体的には、エアサスのエアが漏れてしまってリアの車高が勝手に下がってしまうという症状です。


車検では、地上最低高が9cm以上と定められています。それよりも車高が下がっていると車検に通りません。また、車高によってフォグランプの位置も変わってしまう可能性もあります。フォグランプの高さにも決まりがあるため、エアサスの異常がみられたら早めに整備工場へ修理を依頼しましょう。


BMW X5(F15)によくある故障・アドブルー警告灯

アドブルー警告灯の点灯も、X5でよくみられる故障の1つです。排ガスの有害物質をクリーンにする尿素水がアドブルーで、ディーゼル車に搭載されています。アドブルーの残量が少なくなるとメーターに警告灯が点灯しますが、X5ではアドブルーがまだ残っているにも関わらず警告灯が点灯することがあります。


この故障には、アドブルーの噴射の質や各センサーのトラブルなど、多くの原因が考えられるため、解決するのに時間を要する場合があります。コンピューターが「正常」だと判断しない限り、警告灯は消えず、車検に通りません。点灯したときは早めに点検・修理を行いましょう。


BMW X5(F15)の車検整備にお困りの方はDr輸入車へ

BMW X5(15)でよくある故障について解説しました。




今回紹介した事例のほとんどが車検に影響するほか、そのままにしておくと重大なトラブルや事故に発展しかねません。経年劣化が避けられない部分もあるため、安心して乗り続けるためには定期的な点検をおすすめします。


また、輸入車は整備が難しく、工場によっては受け付けてもらえない場合もあります。車検にあわせて愛車の点検や故障による修理をしてほしいという方は、ぜひDr.輸入車の加盟店にご依頼ください。





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[Dr.輸入車ドットコム編集部]


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