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ドライブ日和で走行距離が増える時期!日頃のメンテナンスと車検時のメンテナンスをしっかりしておきましょう

投稿日:2021/06/16

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ドライブ日和の心地よい天候が続くと車を走らせる機会が増えます。その時、思わぬ事故に繋がってしまったり故障したりすることがあるかもしれません。日頃からメンテナンスをしておけば問題なくドライブを楽しめたかもしれないのに…と後悔することもあるでしょう。今回は普段と車検時にしておくと良いメンテナンスについて紹介します。

日頃からしておくと良いメンテナンス

普段からメンテナンスをすることはとても大切です。車検という点に限らず日頃から点検や整備をしておくことで事故や故障を未然に防ぐことができます。車検時の費用を必要最低限で押さえることも可能なため、定期的に行いましょう。また違和感や異変があったらすぐに整備工場へ持って行く事をおすすめします。早めに対応しないと取り返しのつかない状況に陥ることも考えられます。

普段から自分で出来る点検としては、灯火類(ヘッドライト、スモールライト、ウィンカー、バックライト、ブレーキランプ)のチェックがあります。ちゃんと点くかレンズの表面にキズや割れなどが無いかなど確認しておきます。また色合いなども保安基準に則っているか確認してください。その他オイル漏れがないか、タイヤのミゾなども確認しておきましょう。

それでは日頃から気にしておくとよいパーツについて紹介します。

灯火類

自動車には様々なランプがあります。電球が切れたら交換をしなくてはいけません。車検時はライトが点いてるか、点滅するかなどの点検があるので車検時に切れてしまうことが無いように注意をしておきましょう。日頃からライトの状態を見ておくと安心です。整備工場などでチェックしてもらえるので、自分で確認できなかったり球切れ警告ランプが点灯した場合は点検をお願いしましょう。

タイヤ

タイヤは、車を動かすためには重要なアイテムです。当然のことながらタイヤがなくては走りません。走る地域によってはスタッドレスタイヤなどを季節ごとに使い分けた方がいいアイテムでもあります。タイヤを前後でローテーションして長持ちさせる方法もあります。タイヤの減り具合を前後で合わせることで片方だけ減ってしまうことを抑えることができます。そして古いタイヤになるとひび割れや空気圧が足りない状況などに陥る可能性があり、その場合バーストしたりパンクしたりと危険です。溝が少なくなったり、ひび割れが発生しだしたら早めにタイヤを交換しましょう。日頃から気を付けておくことで事故を未然に防ぎ、多大な出費に繋がることを抑えることができます。

エンジンオイル、オイルエレメント

エンジンオイルは車検時に限らず走行距離や期間によって交換をしましょう。交換時期は走行距離が3,000km~5,000km、もしくは半年に一度くらいで交換すると車の調子が良いまま走り続けられます。車検時だけ交換していると期間が経ちすぎるので、普段から量や汚れをチェックしておきましょう。

ファンベルト、パワステベルト、クーラーベルト

ファンベルトはオルタネーターやウォーターポンプなどを動かす役割があるので重要なパーツです。またクーラーベルトもエアコンを動かすために必要です。パワステベルトはパワステポンプを駆動させる役割があり、どれも大切なパーツです。それぞれ交換するタイミングは走行距離や使用環境などで異なりますが、50,000km程度を目安にしましょう。ヒビや亀裂などがなければ問題ありませんが、もし異音などがあれば整備工場で点検してもらいましょう。

ワイパーラバー

ワイパーラバーはフロントガラスの水滴を拭う部品です。雨の日にフロントガラスの水滴がきれいに拭きとれない時は交換しましょう。日頃から気にできるパーツなので、拭き取り具合を見て交換しましょう。冬にフロントガラスが凍結した時は、ワイパーを無理やり動かして破損するケースもありますので注意が必要です。

ワイヤレスキーの電池

たまにチェックすればいいのがワイヤレスキーの電池です。ボタン操作でドアのロックやロック解除操作ができなくなったり、車種によっては電池切れでエンジンがかからなかったりするので、電池を定期的に変えておくことをお忘れなく。

車検時にメンテナンスをするとよいパーツ

車検時の交換で間に合うパーツについて紹介します。日頃違和感があれば交換・点検をした方がいいですが、頻繁に確認した方がいいというわけでもないので車検時に交換してもらいましょう。

ブレーキパッド、ホース

ブレーキパッドやホースはブレーキ類で大切なパーツで走行距離に応じて交換します。ブレーキをよく使うドライバーの車はブレーキパッドの減りが早い可能性があります。ブレーキホースは、損傷がなければ問題ありませんが、経年劣化してしまうパーツでもあるので定期的に交換をおすすめします。一般的に破損などは少ないと考えられますが、事故などで損傷した場合は交換が必須です。

ブレーキフルード

ブレーキフルードは車検のタイミングで交換すると良いパーツです。整備工場の車検点検ではブレーキを分解整備するので、その際にブレーキフルードも交換してもらうと良いでしょう。劣化したままですと、ブレーキの利き具合に悪影響が出てしまいます

タイミングベルト

タイミングベルトは一般的に走行距離8万キロから10万キロで交換することが推奨されています。エンジンによってはもっと早い交換が推奨されているものもあります。タイミングベルトが切れるとエンジンに大きな損傷が出るため定期的な交換が必要となります。走行距離で交換を勧められる場合もあれば、車検時に念のため交換することを勧めてもらえる場合もあります。

AT、CVTフルード(変速機)

AT、CVTフルードは走行距離によって定期的に交換することが推奨されています。劣化がひどい場合はすぐに交換しなくてはいけませんし、変速機をスムーズに動かすためのオイルなので経年劣化してしまいます。燃費改善などの観点からも定期的に交換しましょう。劣化した状態で動かし続けると変速機が破損する危険もあります。

冷却水(クーラント)

クーラントはエンジンを冷やすために大切な液体です。定期的に交換する必要はありませんが、車検時に交換することでオーバーヒートを予防することができます。今は長寿命のクーラントもあり、長期間交換しなくて大丈夫なものもあります。クーラントはホースなどから漏れてしまう場合があり、冷却水が不足するとオーバーヒートになりやすいので気を付けましょう。ラジエーター周りの整備や交換がある場合には、クーラントの交換なども同時に行うことがあります。

スパークプラグ

スパークプラグはエンジンをかけた時に点火させる大切な役割があり、定期的に交換が必要なパーツでもあります。スパークプラグを交換しないとエンジンがかからなくなることもあるので、車検時に交換してもらうことがおすすめです。交換時期も様々なので、車検時に整備工場で点検してもらうのが良きタイミングでしょう。場合によってはスパークプラグ以外の点火系の不具合が起きます。イグニッションコイルなども原因と考えられ、年式などによってはスパークプラグと同時に交換する場合もあります。

バッテリー

バッテリーも車検時に交換することがおすすめです。目視での確認がしにくいため、どのタイミングでバッテリー上がりになるかわかりません。3~5年での交換が推奨されていますが、車の使用頻度などによっても異なるので一概には言い切れません。昔はヘッドライトが暗い、セルモーターの回りが弱いなど不具合を感じることができましたが、近年はバッテリー性能が向上しダメになる直前まで問題なく機能するため判断が難しくなっています。整備工場ならバッテリーテスターなどで点検してもらえるので、整備工場へ点検を依頼することをおすすめします。

まとめ

日頃からメンテナンスをしておくと良いことと、車検の時に行った方が良いメンテナンスをお分かりいただけましたでしょうか。自動車にとってメンテナンスはとても大切です。また日頃からメンテナンスをしっかりやっておけば車検の時にまとめてメンテナンスをぜずに済むので、車検費用を抑えることにも繋がります。大切な愛車で長く安全なドライブができるようにするためにも、信頼できる整備工場で日頃から定期的に点検やメンテナンスをしてもらうことをおすすめします。

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[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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