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車のシガーソケットが使えなくなった!故障する原因と修理方法について

投稿日:2020/05/23

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この記事では、少なくなったとはいえ、現在も残る車のシガーソケットが故障して使えなくなった場合はどのように対処すればいいのかをご紹介します。また、どんな症状があるのか、故障の原因、修理や交換方法とともに、シガーソケットの新しい役割と利用シーンも解説していきます。

シガーソケット

そもそもシガーソケットって何?

最近になって新車を所有することになった人にとっては、「シガーソケット」自体の存在を知らないかも知れません。特に禁煙傾向にある現在では必要もない物だからです。シガーソケットは、元々シガーライターとして機能していた物で、一昔前までは灰皿とともに高級車はもとより、あらゆる装備を省いた軽トラックにいたるまで、車には必ず備えられていました。

煙草の火をつけるためにあったシガーライターはシガーソケットにはめ込まれており、押し込むことで電源が入り、先が電気ストーブのように赤くなり煙草の先端に付けることによって火をつける仕組みです。この方法は電子化が進んだ現在に至るまでほぼ変わっていません。ただ、最近では喫煙を吸う人が減ったために、ライターとして利用することが少なくなりました。代わりにソケット自体はライターを抜き散って電源を取ることもできるため、カーナビなどの電装品をつないだり、AC電源や充電器として使う人の方が多くなっています。

シガーソケットの現状

ライターとして使う人が減ったことでシガーソケットを装備する必要はなくなってきたのですが、上記のように電源を取ることが重要になり、貴重なアクセサリー電源としてなくすことが出来ませんでした。ところがUSBポートの出現や家庭用と同じ100VのAC電源を直接取れるコンセントが装備できるようになると、シガーソケットと灰皿は邪魔でしかなくなり、貴重なダッシュボードのスペースはそれらに譲ることになりました。

現在はシガーソケットを装備しない、あるいはメーカーオプションにすることがほとんどで、中古車以外では見かけることがなくなりつつあります。中古車で購入した人も、喫煙のためにシガーソケットを利用するというより、スマートフォンの充電器として利用している人が多くなっています。また、クルマに標準で付くパンク修理キットのエアコンプレッサーは消費電力が大きいために電源をアクセサリーソケットから取るようになっているケースが多いのもライターはなくなっても、アクセサリーソケットが残る要因となっています。

シガーソケットを装備している車種

現状(2020年5月現在)に調べた限りでは、乗用車にシガーソケットとして装備している国産メーカーは少なく、一部車種にディーラーオプションとして設定されています。また、商用車では多くがまだ標準装備されており、装備されていなくてもディーラーオプションとして選ぶことが出来ます。

唯一、日産だけが国産メーカーで唯一、スカイライン、シーマ、シルフィといったセダンを中心にシガーソケット/ライターを標準装備しています。これは日産の方針というよりも、どれもモデルサイクルが長い車種であり、発表当時には装備されることが当然であったことからです。したがって、今後、モデルチェンジされる際にはなくなる可能性が高いと思われます。

シガーソケットが故障する原因

シガーソケットが故障してしまえば、シガーライターがつかなくなってしまうのはもとより、電源としても使えません。 その故障の原因として考えられるのは、何らかの要因でヒューズが切れたか、コネクタが外れている場合、そしてソケット自体の不良も考えられるでしょう。シガーライターのみが使えない場合は、ソケット部分のどこかに不具合がある可能性があります。また電源も取れないという場合は、ヒューズが飛んでしまってソケットまで電気が来てない可能性が高い可能性があります。したがって、症状がどのようなのかを確認して、原因を探る必要があります。

シガーソケットの修理方法

ヒューズの確認

ヒューズが飛んでしまった時は、エンジンを切ったうえでヒューズボックスを確認し、ヒューズを交換することになります。ヒューズボックスは一般的にダッシュボードの下側にありますが、車種によって場所が異り、車の取扱説明書で確認しておく必要があります。そして、取扱説明書やヒューズボックスに表記されている説明でシガーソケットのヒューズの位置を確認しヒューズの点検を行ってください。ヒューズが断裂していたら使われているヒューズと同じものに交換します。ヒューズ自体は、100円程度で販売されています。

ヒューズ交換方法

交換方法自体は、ヒューズボックスに装備されている専用の用具でヒューズを引き抜き、新しいヒューズを入れるだけなので非常に簡単です。しかし、ヒューズボックスは浮上に手が届きにくく、確認しづらい場所にあることが多いので、わからない場合は整備工場で交換してもらいましょう。修理工場なら各種のヒューズが必ず用意されています。

ソケットの修理が必要な場合

ソケットが原因の場合はソケットを本体ごと交換することになります。一般的な乗用車のシガーソケットはDC12Vですが、トラックなどの大型の車両だとDC24Vの場合もあります。DC12V専用のものをDC24Vで使用すると故障する場合もあるので、対応する電圧は購入前に調べておきましょう。また自分で交換することもできますが、作業中にショートさせてしまうと他の機器まで壊してしまう可能性もありますので、部品の手配から交換作業まで整備工場に頼むのが賢明です。

シガーライターの不良

差し込むシガーライター自体が故障している場合もあります。その場合はカーショップで社外品を購入するだけで済みます。多少デザインは違っていても不具合はないので、サイズや適用車種を確認の上購入してください。

シガーソケットで使える製品の紹介

シガーソケットで使えるシガーライター以外の各種の製品をご紹介します。

シガーソケットチャージャー(車載充電器)

シガーソケットチャージャーは、シガーソケットに差し込むだけでスマホやUSB機器を充電できたりするものです。スマホの充電は今では必須といってよく、標準装備される車種もまだ少なく、あっても数が足りないことも多いので多くの人が利用しています。様々な形状なものが1,500~3,000円程度で購入でき、複数の機器が接続できたり、様々な形状のポートがある商品もあります。

ドライブレコーダー

昨今のドライブレコーダーの普及により、シガーソケットが見直されたと言っても良いでしょう。シガーソケットから電源を取ることにより簡単に取り付けられ、取り外し事もできるので難しい作業がいらないという特徴があります。今では鮮明な画像で夜間もしっかり記録が可能な商品が各社から販売されており、1万円を切る低価格で購入できる高性能な商品も多く販売されています。

まとめ

シガーソケットは本来の用途から変化してきていますが、快適なドライブを楽しむうえでも必要な装備であり、シガーソケットを活用した商品も多く販売されています。 シガーソケットが使えなくなった時には、原因を解明するのが必要です。原因によってはカーショップで交換部品を購入して交換するだけで済みますが、原因によっては専用の工具が必要となります。また、電気回路がショーするなど事故の可能性もあるので、整備工場に原因の追究を含めて修理を依頼するのがベストでしょう。

[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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