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車検前にタイヤ交換は必要なの?車検ではタイヤの何を見る?どこで交換してもらうのが良いかなどの疑問を解消!

投稿日:2019/06/26

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車検の時に余分な費用が掛からないか心配する事があると思いますが、細かい事はわからなくても誰でもわかりやすいのがタイヤです。当然減っていれば車検が通らないのではないかと心配になります。そこで、今回はどの程度なら車検をパスできるのか?また、タイヤ交換が必要になるタイミングやその費用を押さえるコツなどはあるのかをご紹介します。

車検では、タイヤの何をチェックされるのでしょうか?

保安部品をチェックする車検において、車が走行する上で重要なパーツの一つであるタイヤは検査対象に含まれています。では具体的にタイヤの何を見ているのでしょうか。

タイヤのチェック項目は?

車検では、タイヤの空気圧、タイヤの溝、タイヤのひび割れや傷をチェックして、車が「走る」「曲がる」「止まる」といった基本的な使用に耐えられるかどうかを見ます。タイヤが車検を通るか通らないかの基準は、新品のタイヤの溝は約8mm程度ですが、1.6mm以下のタイヤで走行する事は道路運送車両の保安基準で禁止されていますので車検に通らないことになります。

まず、タイヤの側面にある「スリップサイン」によってタイヤの減り具合を判断します。「スリップサイン」を超えるとこの1.6mm以下ということになります。また、偏摩耗やひび割れ、キズの有無などは目視で判断することになります。これらは自分でもチェックできます。

タイヤの状態をチェックしておけば安全に走行でき、車検の前に慌てずに済みますので、日頃から車に乗る前や降りた時にタイヤを見るクセを付けておくと良いでしょう。その時にチェックするポイントとしては、空気圧が減ってタイヤがつぶれていたり、妙にサイド部が膨らんでいないか、タイヤの山は充分にあるのか、タイヤの内側と外側で減り具合が極端に違う偏摩耗をしていないか、全体にひび割れていないか、傷はないかといったところです。特にタイヤの空気圧を正常値に保つことが重要で、タイヤのトラブルの主な原因となってしまいますので注意が必要です。

自分で判断するためには

自分で判断できるかどうか自信がないという方もいると思いますが、新品の状態から常に見ているとその変化はよくわかります。また、空気圧などは定期的にガソリンスタンドなどで測ってもらうと安心です。さらに、長距離を走った後や縁石にヒットした後などは、いつもより念入りにチェックすることも必要です。ちなみに、走行距離で交換時期を考える場合は、2万〜3万キロでそろそろ交換という事になり、通常の使用状況であれば車検時期は丁度ピッタリ当てはまります

タイヤ交換の費用は?

さて、チェックした結果、これはもう交換時期だなと思ったら新しいタイヤを購入することになりますが、安い買い物ではないのでタイミングを逃しがちです。正しい交換のタイミングとその方法はどうしたらいいのでしょうか。

タイヤ交換時のタイミング

タイミングとしては、車検を軸に考えて、そろそろ替え時だと考えるなら思い切って替えておいた方が良いでしょう。車検にはとりあえずパスするとしても、近いうちに替えなければという程度でも、パンクなどのリスクが確実に高くなるので替えるべきです。

車検の時にタイヤを交換しなければならないと判断された場合、その整備工場に任せても良いですし、量販店で交換するという選択肢もあります。車検の見積もり時に費用が分かっていれば、金額面では事前に交換しておくかの判断材料になりますが、車検作業と同時に整備工場に任せた方が時間や手間が省け、何より整備工場の高い技術力で金額面以上の安心感を持つことができるでしょう。

結論としてはいずれにしても車検前に余裕を持ってタイヤの状態を確認しておいた方が良いという事になります。

タイヤ交換をする場所

金額を考えれば大手量販店や、タイヤ専門ショップの利用が一般的です。量販店では大量に販売されるためにタイヤメーカーからの仕入れコストも安く、販売価格も安価に抑えることが出来たり、アルミホイールとセットで販売するセール商品も多くリーズナブルな場合がほとんどです。しかし実は整備工場でも同程度の価格で交換することができるので、車検時に交換するケースも実は多いのです。 ポイントは4本同時に変える事です。4本とも同じ銘柄とトレッドパターンではない場合は車の安定性が損なわれることもあります。

自力でタイヤを交換する方法もある

ネット販売やオークションなどで購入する機会も増えています。その際には自分で交換することになりますが、自信がなかったり、場所が確保できない場合は業者の工場に頼むことになり、工賃を考えるとあまりメリットがありません。また、実物を見ずにネット販売やオークションで格安のタイヤを購入すると、長期在庫の場合や画像では気が付かなかった不具合があることもあるので注意が必要です。

自力でタイヤ交換をするには?

自力でタイヤを交換するためには、タイヤをネット販売やオークションなどで購入したり自身で購入した後、「ジャッキ」などの道具も用意しなくてはなりません。また、自力でタイヤ交換すれば費用を抑えられますが、「作業中のケガ」のリスクと「作業ミスによる事故」というリスクもあることも知っておかなければなりません。 車体をジャッキアップした時にジャッキが外れたり、タイヤを足に落としたりすることで、場合によっては大きな怪我を負う可能性もあり、タイヤ交換費用を節約した金額より多くの医療費がかかる場合があります。

さらに、タイヤ締め付けが甘かったり、適切な交換が行われないと、走行中にタイヤが外れてしまうという事態を引き起こします。大事故につながり自分と他人の生命をも脅かすことにもなります。また、そこまで完全に外れなくても、緩んだまま走行すると、タイヤの取り付け部を中心に多大な修理費が予想されます。

車購入時もタイヤがポイント

そして、中古車を購入する場合などは新品と交換することを前提に購入金額を考えておくことも重要になります。タイヤの山が十分であったとしても、長期間放置された状態だとヒビ割れなどが発生している場合があるからです。また、新車でも同じですが、タイヤサイズが大きくなるほど交換するタイヤの価格も高くなるので、「サイズが大きい方がカッコイイ」という理由で車種やグレードを選ばずに良く考えることが必要です。

まとめ

車検でのタイヤチェック項目や、普段の点検項目も知っていただけたかと思います。車検時にはタイヤをしっかりチェックされますので、普段からの確認や空気圧点検が重要です。交換する場合は選択肢がいくつかありますが、様々なリスクを考えると作業に慣れていて場所や工具が整っている場合を除くと、数千円の工賃を削らずにプロにタイヤ交換を依頼した方が安心で安全ということになります。 沢山ある車の構成部品の中でも、道路に接地するのは唯一タイヤだけです。重要な部品でもありますので、常に点検して安全に乗っていただき、車検時にはプロの目で点検してもらう事も大切です。

[Dr.輸入車ドットコム編集部]