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車検とブーツの関係とは?ひび割れていても大丈夫?

投稿日:2023/02/10

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クルマが好きな方のなかには、愛車のブーツの状態に不安を感じている方もいるのではないでしょうか。長く走行すればするほど劣化していくブーツ。どのようなコンディションだと車検に落ちてしまうのか、気にしている方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、クルマのブーツがどういったパーツなのか。また、車検でどういった点が関係あるのかを解説します。

ブーツとは?

ブーツとはクルマの下回りのパーツの連結部分を保護するゴム製の部品です。パーツの連結部分には、可動部分をスムーズに動かすためのグリスという潤滑油が塗られています。このグリスが外に漏れないよう防ぐのがブーツの役割です。

万が一ブーツが破損してしまうと、パーツの内部に砂や水、埃が入ってしまいサビが発生したり異物が付着してしまうかもしれません。下回りには走行に関わる重要なパーツがたくさん装備されているため、パーツのトラブルが深刻な故障に発展する可能性もあります。そうした意味で、ブーツの点検は車検のなかでも重要な項目だといえます。

ブーツには7つの種類があります。ここからはそれぞれの役割・特徴について解説します。

ドライブシャフトブーツ

ドライブシャフトブーツは、エンジンとタイヤをつなぐドライブシャフトというパーツを保護しています。ドライブシャフトブーツは蛇腹になっており、切れ目が入ったり破れてしまう可能性があります。ドライブシャフトブーツは、タイヤ側とミッション側のそれぞれについているため、場所や取り付けの状態によって交換時の費用が異なる傾向があります。

ステアリングラックブーツ

ステアリングラックブーツは、ステアリングのパーツを保護する役割を担っています。ステアリングブーツが破損すると、ハンドル操作に関わるパーツがサビてしまう危険があり、正常に走行できなくなるかもしれません。重大な事故の原因に発展する可能性も考えられます。

タイロッドエンドブーツ

タイロッドエンドブーツは、ステアリングラックとタイヤをつないでいるタイロッドを保護しています。タイロッドは、ハンドルの動きをタイヤに伝える役割をもつ大切なパーツです。ブーツの切れ目から水分などが入り込み、タイロッド自体がサビてしまうとタイヤが脱輪するかもしれません。最悪の場合、走行不能など深刻な事態に発展してしまうかもしれません。

スタビリングダストブーツ

スタビリンクダストブーツは、サスペンションと連結しているコの字型・Uの字型のスタビライザーを保護しています。ブーツはサスペンション側とスタビライザー側に1つずつ装着されており、破損してしまうとコーナリング時に車体が傾くなどの重大なトラブルに発展しかねません。

ロアアームボールジョイントブーツ

ロアアームボールジョイントブーツは、タイヤとサスペンションをつなぐパーツを保護する役割を担っています。ロアアームボールジョイントがサビてしまったり、劣化したりすると、タイロットエンドと同様にタイヤが脱輪する可能性があります。

ブレーキダストブーツ

ブレーキダストブーツは、ディスクブレーキキャリパー内部にあるピストンを保護しています。

ディスクブレーキは、多くの乗用車に採用されている機構で、タイヤと共に回転するディスクローターでブレーキパッドを挟み、その摩擦によって制動力を生じさせています。ブレーキキャリパーがこの動作に使われており、ブレーキダストブーツによってブレーキの効きを保っています。破損があった場合、ピストンがサビてしまいブレーキの効きが悪くなるかもしれません。

サスペンションダストブーツ

サスペンションダストブーツは、ショックアブソーバーを保護しています。ショックアブソーバーは、スプリングの上下運動時に起こる衝撃を吸収してくれるパーツです。ブーツが破損したり、サビなどによる劣化が起こったりすると、クルマの乗り心地が悪くなります。

ブーツがひび割れていると車検に通る?

車検では、クルマの下回り・足回りの検査を行います。確認するポイントは、オイル漏れやボルトの緩み、ブーツの破れや亀裂の有無などです。

ブーツの破れや亀裂があると、タイヤの動きが悪くなってしまったり、ブレーキの制動力が落ちるため危険が伴います。この点から保安基準外となってしまうため、再検査しなければなりません。

なぜブーツは破損する?

ブーツの素材はゴムです。そのため、大きな衝撃を与えなくても、紫外線や気温差によって破損する場合があります。また、車高を下げるとブーツの切れや亀裂が起こりやすくなるため注意が必要です。

中でも、タイヤの回転の振動が直接伝わることから、ドライブシャフトブーツは劣化しやすいといわれています。

ブーツの寿命は新品であれば走行距離50,000kmほどといわれています。年間10,000km以上走行するドライブ好きの方や山道の走行を走ることが多い方は、定期的に交換しましょう。

また、駐車時にハンドルとタイヤを真っすぐにするなど、ほんの少し意識するだけでブーツの負担をおさえられます。一つ一つの動作をおざなりにせず、丁寧にクルマを扱うことが、ブーツの長持ちにつながるでしょう。

ブーツの交換費用はいくら?

ブーツの交換費用は依頼先によって異なります。ドライブシャフトブーツ交換ですと通常の工程で作業できる場合はおよその相場は下記の通りです。

・整備工場:15,000~20,000円

・ディーラー:30,000円

・カー用品店:10,000円

ブーツラバープロテクターといったケアグッズを使うことで、ゴムの劣化を防げます。スプレータイプで、1,000〜2,000円で販売されており、修理費用より圧倒的に安いです。ブーツの状態に不安を感じている方は使用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ブーツは、ひび割れていたり破けていると車検に通りません。保安基準適合外とみなされ、再検査をする必要があります。その場合、ブーツの交換費用や補修費などが車検費用にプラスしてかかるかもしれません。予め、定期点検などでブーツを含めた足回りの点検を整備工場などへ依頼しましょう。




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[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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