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整備日記
H12 シボレーアストロ 車検整備(ヘッドライト球、ブレーキパッド、ブレーキシュー、プラグ、ホイールシリンダー)
投稿日:2021/12/06
今回のお車はH12 シボレーアストロ です。
車検でご入庫いただきました。


ヘッドライト球は光度不足のため交換しました。



フロントブレーキパッド、リヤブレーキシューは厚みの残量が少なかったため交換しました。
●ブレーキパッド●
自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。


ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等、清掃してグリス塗布しました。
●ブレーキメンテナンスキット●
鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。


●ホイールシリンダー●
この部品は、ブレーキペダルを踏み込むことによりブレーキフルードに圧力をかけブレーキを作動させます。ブレーキキャリパの固着や液漏れなどがあるとブレーキが効かなかったり効きにくかったりします。固着や液漏れは事故の原因となりますので即お取替えとなります。

スパークプラグは磨耗していましたので交換しました。
●スパークプラグ●
スパークプラグは、エンジン内部の燃料と空気の混合気に火をつけ爆発燃焼させるための部品です。混合器を爆発させるために強い火花が要求されます。1分間に何百、多いときは何千回と爆発するため火花が発生する部位は徐々に摩耗が進みます。3万キロに一度を目安に交換をお勧めしています

エアークリーナエレメントは汚れていました。
●エアークリーナーエレメント●
エアークリーナーエレメントは、エンジンを回すために必要な空気からほこりやゴミなどをろ過する働きがあります。走行に伴い徐々に汚れ目詰まりを起こします。その結果、十分な空気が得られず燃費が悪くなったり、加速性能が低下したりなど環境にもよくありませんので、汚れたらお取替えをお勧めします

ブレーキオイル交換しました。
●ブレーキオイル●
ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。

信号用具は車内にありませんでした。
信号用具は車検に必要な保安部品となります。


