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整備日記

H21 フォルクスワーゲンシロッコ 点検・整備(ウォーターポンプ交換)

投稿日:2024/04/23

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こんにちは、今回のお車はH21 フォルクスワーゲンです。
水漏れ、ABSランプ点灯でご入庫いただきました。


ダイアグノーシス診断の結果、リヤ左右のスピードセンサーの故障コードがありました。
データモニターでは左リヤスピードセンサーが動いていない状態でした。

●ダイアグノーシス●
ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです




●スピードセンサー●交換
自動車の走っているスピードを検知するセンサーのことで、車速を感知し制御装置に車速信号を送る装置です。



ウォーターポンプより水漏れがありました。
ファンベルトにもかなりクーラントが付いていました。





●ウォーターポンプ●交換
ウォーターポンプは、エンジンを冷やすクーラント(冷却水)を循環させる役割を担う大切な部品です。エンジンの熱で高温になったクーラントはラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されます。ウォーターポンプはラジエーターとエンジンの間に配置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトにより駆動されることでクーラントを強制的に循環させる働きをしています。






スーパーチャージャーテンショナー交換 新旧



ベルトテンショナー交換 新旧





●ファン、クーラーベルト●交換
自動車を快適・便利に使用するための装備品を動かすために大変重要な部品です。これらのベルトが切れたり摩耗すると、エアコンやパワーステアリングさらには電気系統などに障害が発生します。約3万㎞位を目安にお取替えをお勧めしています。



クーラントリターンホース交換 新旧



ロアホース交換 新旧



ラジエータサブタンク交換



●LLC●注入
冷却液(ロング・ライフ・クーラント:LLC)は、名前の通り、エンジン内部を冷やすものとして必要不可欠なものです。冷却液が不足すると正常に冷却されなくなり、エンジンが異常高温になってしまいます



●クーラントブースター●注入
冷却水の防錆・防食・消泡性能を復活させ、LLCの寿命を延長する添加剤です



エンジン下回り洗浄



●規定トルク●
ボルト、ナットを締める際、ネジ部を回転方向に回して締め付けていきますが、その際に必要な力のことを締め付けトルクと言います。締付けトルクはボルトの種類や締め付ける場所、目的によってそれぞれ適正値が規定されています。


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