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H21 BMW 320i 右ヘッドライト不灯、ドライブレコーダー取り付け、エンジンチェックランプ点灯

投稿日:2023/02/17

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こんにちは!
今回の御車はH21 BMW 320i です。
右ヘッドライト不灯、ドライブレコーダー取り付け、エンジンチェックランプ点灯でご入庫いただきました。





ダイアグノーシス診断をしました。
ダイアグノーシス診断の結果、[ラムダセンサー(キャタライザー後)]、[ラムダセンサー(キャタライザー)]と出ました。
データモニターで確認しましたところ、O2センサーの前後が故障していましたので交換しました。















CO/HCの濃度は基準値内ですが高めでした。






O2センサーを交換しました。

●O2センサー● O2センサーは排気ガス中の酸素濃度を測定しています。排気ガス中の酸素濃度が高い→燃料が薄い。酸素濃度が低い→燃料が濃いと判断して燃料噴射量を増減して理想空燃比になるように調整しています。












ヘッドライトの故障コードがありました。

故障コード、右ロービームライトの故障と出ていますが、ヘッドライトバルブ不良でしたのでバルブ交換をしました。













リヤブレーキパッドは残り溝が少ない為、交換しました。
●ブレーキパッド● 自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。





ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等、清掃してグリス塗布しました。

●ブレーキメンテナンスキット● 鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。









リヤブレーキパッドセンサーを交換しました。


●ブレーキパッドセンサー● パッドの摩耗限界を知らせてくれるものです。





ブレーキオイルを交換しました。

●ブレーキオイル● ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。

足回り作業しましたのでブレーキテストをしました。





ドライブレコーダーを新しいものにかえました。





作業後、ヘッドライト検査しました。
CO/HC検査もしました。
どちらも問題ありませんので安心してお乗りいただけます。












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