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整備日記

H19 メルセデスベンツ S350 空気が漏れるような音がする

投稿日:2023/01/13

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こんにちは!
今回のお車はH19 メルセデスベンツ S350 です。
空気が漏れるような音がするとのことでご入庫いただきました。


ダイアグノーシス診断をしました。
故障コードは<エアサスペンションストラットの充填時のコントロール時間が長すぎます>と出ました。

●ダイアグノーシス● ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです。









右フロントエアサスシリンダーから漏れがありました。


エアーサスペンションを交換しました。
●エアーサスペンション● 通称エアサスと言い、圧縮空気の弾力性を利用した空気バネのことです。車体とタイヤの間にあり空気を自由に出し入れすることで、走行中の衝撃を和らげることができます。




エアサスコンプレッサーを交換しました。




リレーを交換しました。




左側のフロントロアアームはガタツキがありましたので交換しました。

●ロアアーム● ロアアームとは、サスペンションの構成部品のひとつで、タイヤとサスペンション部品をつなぐ役目を持っています。走行中の衝撃を吸収したり、コーナリング中の力や加速時の前後方向の力も受け止めています。



フロントディスクローターは厚みの限界値が30mmのところ、30mmでしたので交換しました。

●ディスクローター● ブレーキパッドで挟み込み制動力を確保する部品です。そのため摩耗すると異音が出たりジャダー(ブレーキを踏んだ時にゴトゴトする感じ)が発生する原因となります。







ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等、清掃してグリス塗布しました。

●ブレーキメンテナンスキット● 鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。





足回り作業しましたのでアライメント測定をしました。

●アライメント測定とは● 車についているタイヤホイールはその車に合わせて微妙に角度がつけられていて、その角度がずれてしまっているとタイヤの片減りを起こしてしまったりグリップ力の低下や燃費の悪化が起こってしまう場合があります。4輪の角度や位置関係を測定し、適正な状態に調整することをアライメント調整といいます。





 














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