Dr.輸入車ドットコム Dr.輸入車ドットコム

加盟店ブログ

整備日記

H19 メルセデスベンツ B200 1年点検(ブレーキパッド、パッドセンサー、ドライブシャフトブーツ)

投稿日:2021/11/02

メインの画像
こんにちは!
今回のお車はH19 メルセデスベンツ B200 です。
1年点検でご入庫いただきました。

点検は、気づかない不具合や今後安心して使用できるかを点検し、車を安心して使用できるよう維持するための整備です。タイヤの空気抜けやオイル類やゴム類などの劣化も進みます。安心のためにも必要な整備です。


各所、点検をしました。

フロントブレーキパッドは新品10mmのところ2.9mmでした。
当社では安全の為にも3mm以下になりましたら交換をお勧めしております。

フロントブレーキパッド、パッドセンサーを交換しました。

●ブレーキパッド●
自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。

●ブレーキパッドセンサー●
パッドの摩耗限界を知らせてくれるものです。






ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等グリス塗布しました。

●ブレーキメンテナンスキット●
鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。



ブレーキオイルを交換しました。

●ブレーキオイル●
ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。




フロントドライブシャフトブーツはインナー側が破損していました。

●ドライブシャフト(ブーツ)●
 ドライブシャフトは、アクセル操作やミッションのシフト操作により駆動タイヤを必要回転数で回転させる為の部品です。シャフト両端の連結部にゴミなど異物が混入しないようゴムのカバーが取り付けてあります。このカバーをブーツと呼んでいます。このブーツに亀裂など損傷があるとゴミや異物が混入し、連結部を傷つける恐れや、異音の原因となります。








運転席側のパワーウインドウスイッチが不良でした。
ドアパネルの内張りを外して交換しました。






おすすめ記事