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整備日記

H26 プジョー 308 安心点検(ブレーキパッド、エアコン不調、タイヤ)

投稿日:2021/10/11

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こんにちは!
今回のお車はH26 プジョー 308 です。
安心点検でご入庫いただきました。

各所点検しました。

ダイアグノーシス診断で故障コードが検出されました。
診断の結果、右リヤABSセンサーが不良でした。

●ダイアグノーシス●
ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです。











右リヤABSセンサーを交換しました。

●スピードセンサー●
自動車の走っているスピードを検知するセンサーのことで、車速を感知し制御装置に車速信号を送る装置です。


フロント、リヤブレーキパッドは残量少ない状態でしたので交換しました。
フロント新品10mmのところ3.3mm、リヤ2mmでした。






●ブレーキパッド●
自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。





ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等グリス塗布しました。

●ブレーキメンテナンスキット●
鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。





ブレーキオイル交換しました。

●ブレーキオイル●
ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。



エアコンチェックしました。
エアコンガス不足で規定量425gのところ、10gしかありませんでした。
エキスパンションバルブ故障の為交換し、エアコンガス入れ替え作業を行いました。


エキスパンションバルブを交換しました。

●エキスパンションバルブ●
エキスパンションバルブとは膨張弁のことです。カー・エアコンのエバポレータ入口に取り付けられ、コンプレッサで圧縮された高温高圧の液冷媒をエキスパンション・バルブの小穴から噴射させ、膨張気化させることにより冷却します。

エアコンガス入れ替え作業を行いました。
フロンガス、PAGオイル注入しました。


エアコンフィルターは汚れていましたので交換しました。

●エアコンフィルター●
エアコンフィルターはエアコン稼働時に働くもので、外気・内気から、粉塵、排気ガス中の微粒子、花粉などをこし取り、浄化した状態でエアコンに流す役目を担っています。



タイヤ交換をしました。
フロント、リヤともに溝はほとんどありませんでした。

●タイヤの残り溝●
タイヤの溝の深さは走行と共に摩耗し浅くなってきます。安全、安心にお乗りいただく為にも残り溝が3~4㎜程度になったらお取替えをお勧めしています。



グリーンシャワーで車内除菌をしました。

●グリーンシャワー●
特殊カチオン性界面活性剤により、大腸菌やレジオネラ菌をはじめ、一般細菌に対して強力な効果をもつ車用除菌消臭剤です。

















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