こんにちは!
今回のお車はH19 BMW 5シリーズ です。
車検整備でご入庫いただきました。
各所点検します。
スパークプラグは磨耗していました。
スパークプラグは、エンジン内部の燃料と空気の混合気に火をつけ爆発燃焼させるための部品です。混合器を爆発させるために強い火花が要求されます。1分間に何百、多いときは何千回と爆発するため火花が発生する部位は徐々に摩耗が進みます。3万キロに一度を目安に交換をお勧めしています
シリンダーヘッドカバーガスケットを交換しました。
シリンダーヘッドカバーガスケットとはシリンダーの上にあるカバーと、シリンダーヘッドの間にあるゴムパッキンです。
清掃し、パッキンを取り替えました。
ファンベルトのゴムは磨耗し、ずれ気味になっていました。
ベルト、プーリー、オートテンショナーを交換しました。
アイドルプーリー交換しました。
ファンベルト交換しました。
ファン、クーラーベルトは自動車を快適・便利に使用するための装備品を動かすために大変重要な部品です。これらのベルトが切れたり摩耗すると、エアコンやパワーステアリングさらには電気系統などに障害が発生します。約3万㎞位を目安にお取替えをお勧めしています。
オートテンショナー交換しました。
オートテンショナーはベルトの張りを自動的に調整する装置のことです。
ブレーキオイルを交換しました。
ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。
ブレーキメインテナンスキットでグリス塗布しました。
ブレーキメンテナンスキットは鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。
リヤサスペンションアームを交換しました。
サスペンションアームとは、車輪の動きをコントロールするためのアームのことです。
最後に規定トルクで締め付けました。
これにて作業完了です。